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松井証券

ここからは、インターネット証券で有名な証券会社をご紹介します。まず、松井証券です。

 松井証券は、インターネット証券の草分けです。本来は、東京・兜町に本社を構える、東京の地場証券でした。ただ、現在の松井道夫社長が1995年に社長に就任後、顧客管理を低コストで効率的に行うためにインターネットを活用することを決めました。これが、現在のネット証券のきっかけです。現在では、日本初のインターネット証券会社として、証券界で確固たる地位を占めています。

 松井証券の主なサービスは、現物株の売り買いや信用取引、投資信託の売り買い、先物・オプション取引ができるといったことのほかに、

①口座開設や維持のための手数料がかからない
②1日の取引金額が10万円以下ならば手数料無料、30万円までならば315円、50万円までならば525円という、定額制の手数料体系
③どんなに取引をしても、手数料は1日10万5,000円が上限
④携帯電話やスマホからの注文も可能
⑤携帯電話やスマホからの注文専門の口座を用意―などです。

特に「1日の取引金額が10万円以下ならば手数料無料」という点は、株主優待取得の際の信用取引などを利用する際にも、非常に有効です。

 松井証券は、日本初のインターネット証券として、インターネット証券会社ならではのユニークなサービスを展開しています。例えば、信用取引の期限撤廃。普通の信用取引では、6か月を経過すると取引を一旦、精算しなければなりません。しかし、松井証券は日本で初めて、精算期限のない信用取引制度を導入しました。

 また、もともと対面販売方式の証券会社であった点を活かしたサービスも行っています。コールセンターを通じて、電話での相談体制を充実させているほか、営業社員が訪問して株式投資の相談に乗るといった、昔ながらのサービスも行っています。

 さらに、松井証券では、私設取引システム(PTS)という独自の取引システムを導入しています。このシステムを使った株式投資を行いますと、株式投資を行ってすぐに売り買いの代金の決済をすることができます。普通の株式投資ですと、売り買いを行ってから代金が口座に入るまでには数日かかります。しかし、松井証券のPTSを使えば、即時に代金が振り込まれる仕組になっています。

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